中国語習得のため1,2年中国語圏に留学すればすればすぐにペラペラになると考えている人がいます。
はっきりいいましょう。ただ留学しただけでは中国語力はあがりません。
1,2年中国にいても日常会話程度はなんとか理解できるようになる程度で、新聞は読めない、テレビも聞き取れない、議論も難しいというレベルの人たちも多くいます。
留学とはそれほど語学習得にとっての万能薬ではないのです。
なぜ留学だけでは中国語がペラペラにならないのか
留学では学校の授業があると思いますが、授業だけでは圧倒的に時間が足りません。授業外の勉強がどれだけ出来たかが重要なんです。
日本にいる時に勉強をしなかった人が留学したからといって授業外も勉強をするようになるというのは非常にまれ。勉強の習慣をつけておかなければ急に勉強を継続することはできないのです。
特に留学の場合、引越しや銀行口座や携帯の手続き、住宅の手配などで非常にバタバタします。勉強の時間が思ったほど取れません。
中国語がわからない状態で、手続きをしたとしてもほとんで理解できていないので、中国語力アップには繋がりません。ただ時間だけが過ぎていくのです。
留学でペラペラになるために
それでは留学でペラペラになるためにはどのようにすればいいのでしょうか。
留学前に出来る限り勉強しておく
それは、とにかく留学前に可能な限り勉強しておくということです。留学前に基礎単語、基礎文法ぐらいは学習しておき、可能であれば、日常生活の中国語くらいは問題なく出来るようになっていれば、留学後の語学力の伸びが速いでしょう。
発音なども出来れば日本でネイティブを見つけて特訓してある程度身につけておくと良いですね。周りに中国人がいなければ、ネットの中国語教室などを利用するとマンツーマンで教えてもらえるので便利です。
365日24時間いつでも受講できる中国に拠点がある「SpeakMandarin」などが安くて利用しやすいですね。無料レッスンを一度受けてみることをおすすめします。
目標を立て、着実に実行する
もう一つ、留学でぺらぺらになるためには、目標を決め、着実に実行することが何よりも大事。
語学がペラペラになる人の共通点は目標があり、目標達成までの実行計画を持っていること。ビジネスで使えるようになる、映画を字幕なしで見る、HSK6級を半年で取得するなど。
その目標を達成するための計画も具体的に決めています。
- 単語を1日〇〇個覚える。
- 文法書を1日〇〇ページ読む。
- リスニング教材を1週間で〇〇周聞く。
計画は数字を入れた具体的なものほど良いでしょう。「テレビを見る。」というよりも、「30分集中してテレビを見る」など。
目標と実行計画をうまくたて、ぎりぎり達成できる程度がいいでしょう。
留学を最大限に生かすために、留学前の勉強と目標、実行計画はぜひ取り入れてみてください。
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