中国語に関わらず語学が苦手な人の原因の多くは単語の暗記不足です。
もちろん、単語を暗記するだけで中国語レベルが劇的にあがるということはありませんが、基礎単語を覚えないと、文章読解、リスニング、スピーキングに大きな障害となってきます。
基礎単語を覚えた上で、正しい文法を習うという勉強を進めていくことが、中国語の中級者、上級者への最短ルートです。
本日は私が実際使用したおすすめの単語帳「品詞別・例文で覚える HSK基本語3051」をご紹介します。
中身もすっきり!HSK基本語3051が使いやすい!
この「HSK基本語3051」には、HSKの常用語彙である基礎の甲1033語と乙2018語が網羅されています。専門家によって膨大な資料の中から選定された語彙ばかりなので、新HSKで1-4級を狙う人はマスターしておくべき単語帳です。
この本の特徴は、やはり品詞別に単語帳が並んであるということ。
名詞、動詞、形容詞、接続詞、前置詞、接尾語といった品詞に分類された単語が並んでいるので、作文などで同じ品詞の単語を入れ替えるだけの時に非常に役立ちます。
量詞や擬声語だけをまとめて覚えたりする時にも、まとまっていたら使いやすいですね。
もちろん単語、例文ともにピンインつきなので学習者のために考えられてます。
基本語ということなので、5級、6級に挑戦する人はもう少し単語量が必要となってきますが。
単語帳は1冊手元に持ち、あとは文脈で覚えよう!
気になる点としては、例文の音声がCDに入っていないところ。
CDはついていますが、単語の音声しか入っていません。人によっては例文で覚えたいという人には不満になるところでしょうか。
私の場合、基礎単語はゴリゴリ単語のみで覚える派です。
文章つきで覚えるのもいいですが、本だけでサッと短期間で頭に入れるほうが、読解やリスニングなどその他の勉強の際に効率が良くなります。
文脈で覚える単語は、テレビや映画などで出てきたものを逐次覚えつつ、リスニングの教材を兼ねて聴読を使って勉強しました。
HSK基本語3051は基礎として最低限頭に叩き込むための教材ですね。基礎単語の内容としてはこれ1冊で十分。
私は勉強していたので今日紹介したのは10年前のものですが、最新版の「品詞別・例文で覚える HSK基本語彙1級‐4級 CD付」がでているので、そちらでいいかも。
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