本日は「中国語で日本のことを話してみる」をレビュー。
英語で日本のことを紹介する本は結構多いですが、中国語は少ないので貴重です。
本の内容
日本人ガイドが中国人からよく聞かれる質問をまとめて、初級から中級レベルの中国語単語・文法を使った分かりやすい返答例が101記載されています。
- ページ数:239ページ
- 出版社: 中経出版
- 発売日:2013/8/26
2ページ見開きごとに1つのコンテンツで構成。
左のページに通訳案内士の口述試験で出されるような「日本の主な産業は?」というお題と解答文、右のページに日本語訳、単語の意味、ちょっとした豆知識が載っています。
これが101個分あるので、結構なボリュームです。
全て暗記し、マスターする勢いがあれば中国語での説明が上手くなること間違いなし。
良いところ
通訳案内士の実際の口述試験に出されたことがあるお題も記載されているので、口述対策にかなり使える。
歴史、自然、風土、文化、名所など試験に出そうな内容山盛り。
音声付なのでリスニング教材としても使えて便利。中国語中級者に特におすすめですね。
ワンポイントの豆知識が結構おもしろい。本文より内容が詰まっているものも多々あり。全てのページにあるのでこちらだけでも1冊の本になりそう。
試験対策だけでなく、中国人と普通に会話する際にも非常に役立つ内容です。
気になるところ
本文自体は、1ページに収まる内容なのでちょっと説明が足りないんじゃないかという文もある。
口述対策として使うなら、古い内容だったり、誤解を招きかねない微妙な内容は自分で調べて補ったほうがいい。
ただ、口述対策としてまとまっている本の中では同書はかなり使いやすいので、1冊あると重宝します。
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