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「中国語の単語を覚えているはずなのに、すぐ忘れてしまう」
「単語帳を何周しても、会話になると出てこない」
「中国語の単語帳が多すぎて、どれを使えばいいかわからない」
そんな人は、単語を覚える量だけでなく、「どのように覚えるか」と「どのように使うか」を見直してみるのがおすすめです。
中国語は、漢字を見れば意味を推測しやすい一方で、実際に会話で使うにはピンイン・声調・音・使い方まで一緒に覚える必要があります。
そこでこの記事では、中国語初心者〜初級者を中心に、
- 中国語の単語が覚えられない理由
- 単語帳を選ぶポイント
- おすすめの中国語教材・単語帳5選
- 目的別の選び方
- 覚えた単語を会話で使えるようにする方法
をまとめました。
中国語の単語が覚えられないのはなぜ?
まず、「自分は暗記が苦手だから」と考える必要はありません。
中国語の単語がなかなか定着しない場合、次のような原因が考えられます。
① 日本語と漢字が似ているので「わかったつもり」になる
日本人にとって中国語の漢字は大きなメリットです。
たとえば、
- 学习
- 学生
- 医院
- 电话
- 电影
など、見れば意味を推測できる単語もあります。
しかし、「漢字を見れば意味がわかる」と「中国語を聞いて意味がわかる」は別物です。
さらに、同じ漢字でも日本語と中国語で意味や使い方が異なる単語もあります。
そのため、漢字だけを眺めて覚える方法では、会話で使える語彙になりにくいことがあります。
② 発音・声調とセットで覚えていない
中国語では、単語の意味だけでなく発音も重要です。
単語帳を見るときに、
中国語 → 日本語
だけを覚えるのではなく、
中国語 → 発音 → 声調 → 意味
までセットで確認することが大切です。
特に初心者の場合は、音声が付いている教材を選ぶと学習しやすくなります。
③ 単語だけを何度も見ている
単語帳を何周もして、
「見たことがある単語は増えた」
という状態になっても、会話でその単語が出てくるとは限りません。
たとえば「喜欢」という単語を覚えていても、
「你喜欢什么?」
と聞かれた瞬間に答えられなければ、まだ「使える単語」にはなっていません。
つまり、
覚える → 思い出す → 口に出す
という練習が必要です。
中国語の単語帳・教材を選ぶ5つのポイント
単語帳なら何でもいいわけではありません。
特に「単語が覚えられない」と感じている人は、次のポイントを確認しましょう。
1. 音声があるか
中国語では発音が重要なので、音声付き教材がおすすめです。
単語を見るだけでなく、
聞く → まねして発音する
という練習ができます。
2. 例文があるか
単語の意味だけではなく、実際の使い方まで確認できる教材のほうが、会話につなげやすくなります。
3. 自分のレベルに合っているか
初心者がいきなり大量の単語を覚えようとすると、挫折しやすくなります。
まずは自分が日常会話で使う単語から始めるのも方法です。
4. 目的が合っているか
「会話をしたい人」と「HSKに合格したい人」では、選ぶ教材も変わります。
- 中国語を始めたばかり
- 日常会話をしたい
- 中国語検定を受けたい
- HSK対策をしたい
など、自分の目的に合わせましょう。
5. 毎日続けられるか
どれだけ評判の良い教材でも、使わなければ意味がありません。
「1日10分なら続けられる」という教材を選ぶことも大切です。
中国語の単語が覚えられない人におすすめの教材・単語帳5選
ここからは、中国語初心者〜初級者が使いやすい教材を5つ紹介します。
| 教材 | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 新ゼロからスタート中国語単語 BASIC 1000 | 初心者 | 基礎1000語を例文と音声で学べる |
| 改訂版キクタン中国語【入門編】 | 入門者 | 音声・リズムで覚えたい人向け |
| 改訂版キクタン中国語【初級編】 | 初級者 | 中検4級レベルの語彙を学べる |
| 合格奪取!新HSK1〜4級 単語トレーニングブック | HSK対策 | HSK対策をしたい人向け |
| これなら覚えられる!中国語単語帳 | 日常会話重視 | 日常生活で使う約1500語を学べる |
1.新ゼロからスタート中国語単語 BASIC 1000
中国語を始めたばかりの人に向いているのが、『新ゼロからスタート中国語単語 BASIC 1000』です。
入門・初級者がまず身につけたい1000語を収録しており、動詞、形容詞、副詞、量詞、疑問代詞、助動詞など、使う場面を意識した構成になっています。
単語だけを並べるのではなく、シンプルな例文も掲載されています。
さらに、単語・意味・例文の音声を無料でダウンロードできます。
こんな人におすすめ
- 中国語を始めたばかり
- 基礎単語から覚えたい
- 単語だけでなく例文も覚えたい
- 発音も一緒に練習したい
「単語帳を買ったけど、何から覚えればいいかわからない」という初心者の最初の1冊に向いています。
2.改訂版キクタン中国語【入門編】
「単語を黙々と暗記するのが苦手」という人には、『改訂版キクタン中国語【入門編】中検準4級レベル』も候補になります。
キクタンは、音声を使いながら単語を覚えるタイプの教材です。
入門編では、中国語検定準4級レベルやHSK1〜2級レベルなどを基礎データとして、入門時期に覚えたい588語を収録しています。
こんな人におすすめ
- 目で見るだけの暗記が苦手
- 音声を使って覚えたい
- 中国語を始めたばかり
- 中検準4級レベルを目指している
単語を「見る」だけではなく、聞く→声に出すという学習に向いています。
3.改訂版キクタン中国語【初級編】
入門レベルを終えて、もう少し語彙を増やしたい人なら、『改訂版キクタン中国語【初級編】中検4級レベル』があります。
初級編は、中国語検定4級レベルやHSK2〜4級レベルなどを基礎データとして、初級レベルで覚えたい語彙を収録しています。
こちらもダウンロード音声に対応しています。
こんな人におすすめ
- 基本的な中国語はわかる
- 日常会話の語彙を増やしたい
- 中検4級を目指している
- 音声を使って単語を覚えたい
入門編からステップアップして使う方法もあります。
4.合格奪取!新HSK1〜4級 単語トレーニングブック
HSKを受験する予定があるなら、『合格奪取!新HSK1〜4級 単語トレーニングブック』も候補です。
HSK対策では、日常会話だけでなく試験に必要な語彙を計画的に覚える必要があります。
そのため、
「中国語をなんとなく勉強する」のではなく、「HSK○級を目指す」
という明確な目標がある人に向いています。
こんな人におすすめ
- HSKを受験する
- 試験に必要な単語を覚えたい
- レベル別に語彙を増やしたい
- 学習範囲を明確にしたい
なお、HSK対策では級によって必要な語彙量が大きく変わるため、自分が目指す級に合わせて教材を選ぶことが重要です。
5.これなら覚えられる!中国語単語帳
「試験よりも、まず日常会話で使える単語を増やしたい」という人には、『これなら覚えられる!中国語単語帳』もあります。
初級〜中級突破を目指す人向けで、海外旅行や日常会話に必要な約1500語を収録。
見出し語や和訳だけでなく、中国語の例文も音声で確認できます。
こんな人におすすめ
- 日常会話を重視したい
- 旅行で中国語を使いたい
- 基礎から中級まで語彙を増やしたい
- 音声を使って勉強したい
「試験対策より、実際に使う中国語を増やしたい」という人はチェックしてみましょう。
結局どの単語帳を選べばいい?
迷ったら、自分の目的から選びましょう。
中国語を始めたばかりなら
新ゼロからスタート中国語単語 BASIC 1000
基礎1000語を例文と音声で学べるので、まず土台を作りたい人向けです。
音声で楽しく覚えたいなら
キクタン中国語【入門編】
「単語帳を開いて暗記する」という勉強が続かない人は、音声を活用してみましょう。
すでに初級レベルなら
キクタン中国語【初級編】
入門レベルからさらに語彙を増やしたい人向けです。
HSKを受験するなら
合格奪取!新HSK1〜4級 単語トレーニングブック
試験という具体的な目標があるなら、HSK対策用の教材で学ぶほうが勉強範囲を整理しやすくなります。
日常会話を重視するなら
これなら覚えられる!中国語単語帳
旅行や日常生活など、実際の場面で使う語彙を増やしたい人に向いています。
単語帳を使っても覚えられない人は「覚え方」を変えよう
ここがかなり重要です。
単語帳を何周しても覚えられない場合、さらに別の単語帳を買う前に、使い方を変えてみましょう。
おすすめは、
①見る → ②聞く → ③声に出す → ④思い出す
の4ステップです。
STEP1:まず単語を見る
たとえば、
喜欢
xǐhuān
好き
と確認します。
STEP2:音声を聞く
中国語の音声を聞きます。
このとき、漢字だけを見るのではなく、音と声調を意識します。
STEP3:自分でも声に出す
音声を聞いたら、そのまま自分でも言ってみます。
完璧な発音を最初から目指しすぎる必要はありません。
まずは口を動かすことが大切です。
STEP4:日本語を見て中国語を思い出す
最後に、
「好き」
と見たときに、
喜欢
がすぐ出てくるか確認します。
ここで出てこなければ、もう一度練習します。
この「思い出す」練習を入れることで、単語をただ眺めるだけの学習から変えられます。
「知っているのに話せない」を抜け出すには?
中国語学習でよくあるのが、
「単語帳を見ればわかる。でも会話になると出てこない」
という状態です。
これは、単語の知識がないというより、頭の中から取り出す練習が足りていない可能性があります。
例えば、
「好き」
という日本語を見て、
喜欢
と5秒以内に言えるでしょうか?
さらに、
「私は中国語が好きです」
なら、
我喜欢中文。
とすぐに出てくるでしょうか。
単語を「知識」として覚えるだけではなく、実際に使う練習までセットにすることが重要です。
中国語は「5秒で出す」練習をしてみよう
単語帳を使った後に、
日本語を見る → 5秒以内に中国語を言う
という練習を取り入れてみましょう。
たとえば、
「勉強する」
↓
学习
「忙しい」
↓
忙
「好き」
↓
喜欢
というように、考え込まずに口から出す練習です。
最初は間違えても問題ありません。
「知っているけど出てこない単語」を見つけることが、この練習の目的です。
中国語の単語は「単語帳1冊を完璧にする」必要はない
単語が覚えられないと、
「もっと効率のいい単語帳があるのでは?」
「別の教材なら覚えられるのでは?」
と、次々に教材を買いたくなることがあります。
でも、教材を増やしすぎると、逆に学習が分散してしまいます。
まずは自分のレベルと目的に合った単語帳を1冊選び、
見る → 聞く → 言う → 思い出す
を繰り返してみましょう。
そして、覚えた単語を実際の会話で使ってみる。
これを繰り返すことで、単語帳に書いてある「知っている中国語」を、少しずつ「使える中国語」に変えていけます。
まとめ|単語を覚えるなら「暗記」だけで終わらせない
中国語の単語が覚えられないときは、単純に暗記量を増やすだけではなく、教材の選び方と使い方を見直してみましょう。
今回紹介した教材は次の5つです。
| 教材 | おすすめの人 |
|---|---|
| 新ゼロからスタート中国語単語 BASIC 1000 | 中国語初心者 |
| 改訂版キクタン中国語【入門編】 | 入門レベル・音声重視 |
| 改訂版キクタン中国語【初級編】 | 初級レベル |
| 合格奪取!新HSK1〜4級 単語トレーニングブック | HSK対策 |
| これなら覚えられる!中国語単語帳 | 日常会話重視 |
そして、単語を覚えるときは、
見る → 聞く → 声に出す → 思い出す
を意識してみてください。
「知っているのに話せない」と感じるなら、次は覚えた単語を5秒以内に口から出す練習です。
単語を増やすことだけを目標にするのではなく、
「知っている」から「使える」へ。
中国語を実際の会話で使えるようにするために、少しずつ反射力を鍛えていきましょう。


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